お前ら三毛別羆事件とか八甲田山とか津山事件には詳しいけど

   

4: 名無しさん@おーぷん 19/07/17(水)10:04:50 ID:hBI

5: 名無しさん@おーぷん 19/07/17(水)10:10:02 ID:Tqh

7: 名無しさん@おーぷん 19/07/17(水)10:12:54 ID:vjZ

40: 名無しさん@おーぷん 19/07/17(水)11:14:08 ID:Cpa

>>7
気になって読んできたがなかなかやな

8: ■忍【LV10,デーモンソード,KG】 19/07/17(水)10:14:06 ID:LWR

わかる
wikipediaまじですごいおもしろい
古くから伝わるある地方限定の奇病が徐々に解明されていき寄生虫の仕業と判明して完全に撲滅されるまでの研究者と地方住民たちの団結した活動の軌跡が物語性ありすぎ

10: 名無しさん@おーぷん 19/07/17(水)10:18:13 ID:Tqh

日本住血吸虫て名前だけ知ってたけど
裏にはこんな物語があったとは…

11: ■忍【LV10,デーモンソード,KG】 19/07/17(水)10:20:56 ID:LWR

13: 名無しさん@おーぷん 19/07/17(水)10:24:25 ID:XRu

続きはよ

14: 名無しさん@おーぷん 19/07/17(水)10:34:19 ID:2ST

解剖の結果、肝臓に異常が見つかり、その原因は寄生虫の卵によるものと分かった。その卵などが原因で肝硬変などを起こし、ゆくゆくは人間を死に至らしめる。

その後も多数の医師や県や住民の協力のもと調査が続けられたが、見つかるのは虫の卵のみで、虫本体は見つからない。

ここで、調査対象は人間ではなく動物へ。
実は人間だけではなく、牛や猫や犬などの哺乳類も同じような病気を発症していることが確認されていたので、とある医師はそれを発症してしまった愛猫や検体として用意された猫などを解剖し、遂に虫本体を見つけることに成功。

この寄生虫は日本住血吸虫と命名された。

15: 名無しさん@おーぷん 19/07/17(水)10:34:50 ID:9FN

山梨県のバイオハザードやろ?
ぐう怖い

18: 名無しさん@おーぷん 19/07/17(水)10:37:16 ID:k1B

こわいなあ

19: 名無しさん@おーぷん 19/07/17(水)10:37:58 ID:xXz

はえー読みやすいわイッチ有能

20: ■忍【LV10,デーモンソード,KG】 19/07/17(水)10:38:08 ID:LWR

寄生虫を媒介するミヤイリガイが完全な新種だったというのもすごE
新種発見=100年続く病気の撲滅という

21: ■忍【LV3,ごくらくちょう,KM】 19/07/17(水)10:38:35 ID:vPv

エキノコックスは?

22: 名無しさん@おーぷん 19/07/17(水)10:38:58 ID:LWR

>>21
狐を絶滅させるしかない

23: 名無しさん@おーぷん 19/07/17(水)10:43:08 ID:nmB

俺は地方病博士だ(迫真)

24: 名無しさん@おーぷん 19/07/17(水)10:45:46 ID:2ST

日本住血吸虫は、人間の体内に入り込むと消化器官などに寄生するわけでなく、血管内部に巣くい、赤血球を栄養とし、そこで絡み合った状態の雄と雌が産卵する。

卵は血液を巡り巡って肝臓に蓄積し、それにより肝硬変を起こし腹水が溜まり死に至る……というメカニズムが解明された。

では、この寄生虫はどこに住み、どんな生態をしているのか~という感染経路の特定が次の目標であった。

27: 名無しさん@おーぷん 19/07/17(水)10:57:30 ID:Ttk

スレタイの方の記事もやけどwikipediaトラウマになりそうなほど詳しいな

29: 名無しさん@おーぷん 19/07/17(水)11:00:17 ID:Ttk

三毛別は妊婦と子供の下りがえぐい

羆嵐の作者も参考にしたというノンフィクションの本読みたいけど怖いな

30: 名無しさん@おーぷん 19/07/17(水)11:01:04 ID:1UF

アナタハンの女王事件もいいぞ

アナタハンの女王事件

1945年から1950年にかけて太平洋マリアナ諸島に位置する孤島アナタハン島で発生し、多くの謎が残った死亡事件。別名「アナタハン事件」「アナタハン島事件」。
https://ja.wikipedia.org/wiki/アナタハンの女王事件

32: 名無しさん@おーぷん 19/07/17(水)11:01:37 ID:f94

羆嵐せっかく買ってきたのに書いてあることwikiと同じ?で楽しめなかった
wikiじゃないかもしれんけど知らぬ間にネットで読んでたんかな

52: 名無しさん@おーぷん 19/07/17(水)11:42:46 ID:0DT

>>32
吉村昭は他にも実際の事件を題材にした小説をいっぱい書いてておもしろいの多いで
ワイが好きなのは「ポーツマスの旗」と「深海の使者」

33: 名無しさん@おーぷん 19/07/17(水)11:06:34 ID:2ST

流行地は水辺に沿っていたこと、田んぼ農家の人間に発症すること、水に関する言い伝えがあったことから、発生源は水辺ということは明らかになっていた。

では寄生虫はどのように体に入り込むのか~という展開になり、飲料水などから感染する経口感染と、皮膚などから入り込む経皮感染の二説に分けられた。

当時は寄生虫は経口感染するものという見解であったので、まず飲料水などは煮沸してから飲むなど対策をさせたが、一向に良くならない。

そこで、ありえないと思うものが多数の中、とある実験が行われる。

それは簡単に言えば、牛をいくつかのグループに分け、経口感染対策をした牛と経皮感染対策をした牛で分けて経過観察をした~というもの。それら対策をさせた上で、各グループの牛を小屋に隔離させたり、一方では水辺や田んぼを行き来させたりして比較した。
当時の常識から言えば、経口感染対策をした牛が感染するはずがないと思われていた。

しかし実験結果は逆。経口感染対策をした牛が感染し、経皮感染対策をした牛は感染していなかった。

ここで、寄生虫は皮膚を介して感染することが明らかになる。

34: 名無しさん@おーぷん 19/07/17(水)11:09:55 ID:Ttk

三国志で曹操軍がやられたのってこれやったか?

35: 名無しさん@おーぷん 19/07/17(水)11:10:47 ID:TXd

宮入貝とかいう最大の被害者集団

36: 名無しさん@おーぷん 19/07/17(水)11:12:36 ID:2ST

この寄生虫は水辺に住み、宿主候補となる生物の皮膚から感染する。

農民の間で、「泥かぶれ」と呼ばれた症状があり、これは田んぼから上がると皮膚に赤い点々ができて炎症を起こしている~というもの。まさしくこの症状こそが、日本住血吸虫が寄生したその証拠なのであった。

自ら田んぼに入り感染したことでこれを実証した研究者もいる(幸い重症化することはなく九死に一生を得た)

37: 名無しさん@おーぷん 19/07/17(水)11:13:02 ID:Tqh

Wikipedia読んできた
正直感動した

38: しりか60"w"09◆0adRxRmsk. 19/07/17(水)11:13:33 ID:qf6

期待

41: 名無しさん@おーぷん 19/07/17(水)11:17:12 ID:Wil

no title

いろんなところを経由するんやね
ややこしい

42: 名無しさん@おーぷん 19/07/17(水)11:21:29 ID:3sX

面白い

43: 名無しさん@おーぷん 19/07/17(水)11:24:38 ID:2ST

皮膚から入り込むことは分かったが、では人間に産み付け、そして糞便と共に排出された卵は孵化した後、どのように育ち、再び人間などに寄生するか~という疑問が浮かんだ。

そこで研究者は調査で得た卵から孵化した子虫(仔虫)を泳がせ、その水に猫などの足を浸らせ感染するか実験するが、全く変化は起きない。

孵化から時間を経った状態で同じようにしても変化は起きず、なんと仔虫は死んでしまう始末。

その後も条件を変え実験をするが、一向に変化が見られない。

そのため、「孵化したばかりの虫はそのままでは感染能力を持たず、中間宿主の中で成長し、そこで人間などに感染する形態へ成長するのだ」という推測が生まれた。

44: 名無しさん@おーぷん 19/07/17(水)11:33:39 ID:hAv

日本は結構国内で病気の撲滅とか出来ててええなぁ
昔の人の偉業にはホンマに頭が下がる思いや

46: 名無しさん@おーぷん 19/07/17(水)11:36:16 ID:2ST

これを実証するため、研究チームはウサギや犬を実験地とする水辺に浸し、採血をする。
すると、この孵化直後の形態とは違う、セルカリアと呼ばれる成虫一歩手前の幼虫が見つかった。

この発見により、日本住血吸虫には中間宿主がいる~という説は実証に至った。

孵化から中間宿主を経てセルカリアという形態に成長し、そのセルカリアが人間の皮膚から体内に入り込んで成虫になり、産卵し、糞便と共に卵が排出され再び孵化する~というサイクルが判明した。

47: 名無しさん@おーぷん 19/07/17(水)11:37:45 ID:aD8

面白い

48: 名無しさん@おーぷん 19/07/17(水)11:38:11 ID:Ttk

日本全国ではないとしはいえ、割といろんなところで流行ってたんやな
一度根付くと撲滅難しかったやろうしな

49: 名無しさん@おーぷん 19/07/17(水)11:38:16 ID:3sX

ややこしい虫やね
もっと簡単に進化しろや(´・ω・`)

50: 名無しさん@おーぷん 19/07/17(水)11:39:31 ID:9eD

こういうの読むだけでむず痒くなる
でも読んじゃう

51: 名無しさん@おーぷん 19/07/17(水)11:42:23 ID:H7V

手塚治虫の作品でこれモデルにした話があったような

53: 名無しさん@おーぷん 19/07/17(水)11:43:21 ID:4g4

>>51
ブラックジャックの99.9999%の水ってのを思い出したわ

54: 名無しさん@おーぷん 19/07/17(水)11:43:48 ID:4g4

あれはアメーバだったけど

57: 名無しさん@おーぷん 19/07/17(水)11:52:32 ID:2ST

次に、中間宿主となる生物の特定が始まる。

水辺に住む生物を採取し様々な調査が行われた結果、巻貝であるカワニナがそれではないか~という目星がつけられる。

そこでカワニナが入った水槽の中で卵を孵化させるなどの実験が行われたが、芳しい結果は得られない。

そんな中、佐賀県で同じような病気が蔓延していた村の用水路(そこに入れば必ず感染すると恐れられていた場所)からとある貝が採取される。

研究者はこの巻貝を用いて実験する。
すると、卵から孵化した幼体はこの貝に入り込み、そこで成長しセルカリアとなって出てくる瞬間を確認した。
すぐさま論文としてまとめられ、世間に衝撃が走る。

しかしもっと衝撃だったのは、この巻貝の正体が不明だったことだ。

カワニナと疑われたが、カワニナが持つ特徴をこの巻貝は持ち合わせておらず、そして当時の最新であった分類表にもその巻貝は掲載されていなかった。

この巻貝は新種だったのである。

58: 名無しさん@おーぷん 19/07/17(水)11:55:41 ID:boQ

山梨このせいで今でも肝臓のガンで亡くなる奴の割合が全国平均よりも高いらしいな

61: 名無しさん@おーぷん 19/07/17(水)11:59:51 ID:hAv

>>58
撲滅されたのが最近やからなぁ

94: 名無しさん@おーぷん 19/07/17(水)16:02:28 ID:fDD

>>58
今でも?
過去感染したお年寄りなのかな

59: 名無しさん@おーぷん 19/07/17(水)11:58:41 ID:ZUi

イッチ読みやすくて有能

66: 名無しさん@おーぷん 19/07/17(水)12:10:04 ID:2ST

この新種の巻貝は、功績者である宮入博士の名前をとってミヤイリガイと名付けられ、山梨ではその名で呼ばれるようになり、やがて広く知られることとなった。

このミヤイリガイが多数生息する場所でこの病気も発生していたことから、中間宿主はこのミヤイリガイで確定となり、この生物をコントロールすることが病気の流行を食い止める手段として、それが最終的な目標となった。

対策・調査が始まった明治から時は流れ、戦後になっていた。

研究者、住民、行政、そして感染症の調査のため新たに加わったGHQ・進駐軍のチームなどが協力し、対策・治療・啓蒙活動などが行われていった。

そうして、最終的にはこのミヤイリガイを撲滅することで住血吸虫・住血吸虫症も駆逐するしかないという判断に行き着き、ミヤイリガイ撲滅キャンペーンが始まる。

67: 名無しさん@おーぷん 19/07/17(水)12:11:29 ID:hAv

最大の犠牲者ミヤイリガイ先輩すき

70: 名無しさん@おーぷん 19/07/17(水)12:26:44 ID:6XI

村民「撲滅したいのに土に埋めても火で焼いても硫酸、石灰撒いたりしても効果あらへんわ…
せや!一匹一匹ミヤイリガイ集めるで!」←ファッ!?

72: 名無しさん@おーぷん 19/07/17(水)12:27:39 ID:3Tv

最初に発見されたから日本と付いとるが
>中国、フィリピン、インドネシア
まだおるんか

73: 名無しさん@おーぷん 19/07/17(水)12:32:11 ID:hAv

>>72
せやで
まだWHOとかが対策とろうとしとる

75: 名無しさん@おーぷん 19/07/17(水)12:38:15 ID:2ST

ミヤイリガイの撲滅活動自体は中間宿主の特定以降から戦後まで続いてきた。

しかしその数は無数に存在し、陸地にも生息していることからキリがない。

石灰の散布、天敵の利用、薬剤の使用、火炎放射、用水路のコンクリート化など地道な対策が世代を超えて行われていき、
そこへ経済成長期の都市化、宅地開発による田んぼの減少、田んぼから果樹園への産業転換、洗剤など生活排水の垂れ流し、化学肥料の台頭など、
いくつかの副次的な要素も加わってミヤイリガイは徐々に姿を消した。

76: 名無しさん@おーぷん 19/07/17(水)12:39:33 ID:hAv

工業排水で死んでて草

78: 名無しさん@おーぷん 19/07/17(水)12:51:14 ID:2ST

そうして地道な対策は身を結び、1978年に1名が日本住血吸虫症に感染したことを最後にして、以降の新たな感染者は見られなくなった。

ミヤイリガイについても完全に撲滅することは叶わなかったが、日本住血吸虫に寄生された個体が発見されなくなり、また、人以外でも1983年にネズミが感染していることが発見されたのを最後に見られなくなる。

その後の集団検診でも、若者に新たな感染は見られなかったことから、県知事は終息を宣言。

1881年から1996年、明治から平成。
日本住血吸虫症の終息にようした年数はなんと115年。

官民が一体となり、一世紀以上の時間を経てようやく終息を迎えたのであった。

79: 名無しさん@おーぷん 19/07/17(水)12:53:09 ID:qWq

ミヤイリガイちゃんも救われたんやね、よかったやん
というか中間宿世のバックアップ存在しなかったんやな

80: 名無しさん@おーぷん 19/07/17(水)12:53:48 ID:2ST

なお、再流行に備えるため、各研究機関ではミヤイリガイや日本住血吸虫を管理・飼育して研究は続いている模様。

81: 名無しさん@おーぷん 19/07/17(水)12:56:35 ID:2ST

また、山梨県では野生のミヤイリガイについても引き続き監視活動を行なっているとか。

ただ、この中間宿主となるミヤイリガイがなぜ特定の地域にしか存在していないか、これは今も判明していないらしい。

84: 名無しさん@おーぷん 19/07/17(水)13:04:21 ID:2ST

簡単に要約すると~とかいったが無理やったわ。

あとご存知の通りウィキのページをコピーしてウィキという要約を自分なりに要約しただけなんで抜け落ちている部分があったり、また、足りない部分があったりミスがあると思う。

やから詳細が気になった人は日本住血吸虫などのキーワードで検索してウィキを読んでみてくれ~

ウィキぺディア三大文学と呼ばれる内の一つなだけあって読み応え半端ないゾー

三毛別事件や八甲田山事件や津山事件は知ってたが、これも凄いなーと思って自己顕示欲のままに立てた次第や

85: 名無しさん@おーぷん 19/07/17(水)13:05:42 ID:2ST

終わり

あとは好きに使ってええゾ

82: 名無しさん@おーぷん 19/07/17(水)12:58:14 ID:hAv

おつ

86: 名無しさん@おーぷん 19/07/17(水)13:07:29 ID:DSq

日本は島国やから殲滅しやすいんやろな 大陸だと倒しても隣の国から再入国される

87: 名無しさん@おーぷん 19/07/17(水)13:07:34 ID:Aqz

実に面白いわ 後世に活かされてるのがとても素晴らしいな

88: 名無しさん@おーぷん 19/07/17(水)13:08:30 ID:LdV

ひえええ六蔵の奇病みたい

89: 名無しさん@おーぷん 19/07/17(水)13:08:32 ID:Aqz

結局 どうしてこの貝が山梨の特定地域で蔓延したのかは
未だにわかってないんだな 

90: 名無しさん@おーぷん 19/07/17(水)13:18:31 ID:2ST

>>89
そうみたいやな

山梨以外に他の県の特定地域にもいて、そこでもこの病気が流行っていたらしいが、ミヤイリガイはそれら限られた地域にしかいないのが謎やね

91: 名無しさん@おーぷん 19/07/17(水)13:43:27 ID:zlB

日本住血吸虫の話題を急に複数のYOUTUBERがし始めたけど何かあったん?

93: 名無しさん@おーぷん 19/07/17(水)16:01:33 ID:fDD

>>91
動物の話で有名チャンネルでこれと三毛別熊事件扱ってたな
ゆっくり解説のやつ

92: 名無しさん@おーぷん 19/07/17(水)15:49:14 ID:LdV

日本人憐れみすぎやろ

人為的に絶滅させたミヤイリガイの慰霊碑まで作ってる

16: 名無しさん@おーぷん 19/07/17(水)10:36:06 ID:hQD

wikiって下手な小説より面白いわ

 - まとめ